回顧録1 吸収合併序章

199某年。新卒で入社した会社の入社式にて、当社は「M社と合併を進めています」と人事からいきなり発表。周囲がざわついたのを覚えてます。元来、呑気な私はあまり気にしてませんでした。就職活動中から業界自体がどんどん合併が進んでいくと聞いていたので。バブルが弾けたなか不況に強い業種なので選んだ感じでした。

入社1年半後に合併をしましたが、合併する前は内資系企業(A社)でまさに家族的会社。合併相手は外資(B社)。外資とはいえ元々あった内資系企業を吸収し日本に上陸したのでバリバリ外資って感じではなかった。対等合併は表向きで社名は外資系の会社になりました。

合併しても私のいた営業所はA社出身の営業所長がそのまま支店長になったおかげで雰囲気も変わらず、むしろ支店内だけみれば対等もしくはそれ以上という感じでした。人間関係も楽ちん。むしろA社時代の飲みにケーションも減り助かりました。(A社はサークルのノリの飲み会が多くそれはそれで楽しかったが)

ただ、その合併した初月に1年後に別の外資(C社)と合併のニュースが・・・。ここから悲劇の始まりです。続きは次回に。